関係代名詞とは。短い文しか作れなかった高1の私に、「つなげていい」と教えてくれた道具

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高校1年のとき、自習で Vision Quest を読んでいて、関係代名詞に出会いました。
その頃の私がやっていたのは、自動詞と他動詞、SVO のような語順の基本だけ。作れるのは短い文ばかりでした。
そこへ、文をつなげる道具が出てきたのです。革命的すぎて、びっくりしました。
関係代名詞とは何か。who、which、that は、どう選ぶのか。私がいま、それをどう使っているかも含めて書きます。
日本語は名詞の前に置く。英語は、あとから足す
日本語で「私が昨日会った人」と言うとき、「私が昨日会った」という説明は、「人」の前に来ます。
英語は逆です。先に a man と言ってから、その後ろに「私が昨日会った」を足します。a man that I met yesterday。この「あとから足す」ための道具が、関係代名詞です。

日本語は、説明を、名詞の前に置く。英語は、先に名詞を言って、説明をあとから足す。
最初は「そうやって言うんだ」と驚きました。でも、この語順は、直感的で分かりやすくもありました。
独り言で、自分に英語を教えていた
当時は、自分で英語の解説をするような独り言を、よくやっていました。「日本語では『私が昨日会った人』と言うけど、英語では a man I met yesterday と言うよ」という調子です。
頭では分かったのに、口がついてこなかった
分かったからといって、すぐ使えたわけではありません。このズレには、スピーキングでもリーディングでも、なかなか慣れませんでした。
慣れたのは、スピーキングを積み重ねるうちです。言いたいことが頭の中にあって、それを時間をかけて口に出す。この繰り返しで、頭の中が英語を考える脳になっていきました。
そうなると、先に名詞が出てきて、そのあとに関係代名詞が続くのが、自然な順番になります。
who と which と that を、私は選んでいない
British Council の文法ページでは、人には who か that、物には which か that を使います。that のほうが一般的で、くだけた言い方です。
- She's the woman who cuts my hair.(彼女は、私の髪を切ってくれる人です)
- The laptop that I bought last week has started making a strange noise!(先週買ったノートパソコンが、変な音を立て始めた!)
- The phone which has the most features is also the most expensive.(いちばん機能が多い電話は、いちばん高くもある)
規則としては、これで終わりです。でも、いまの私は、who、which、that を、考えて選んではいません。それでも、正確に言えるようになってきたと思います。
私の感覚では、who は人に使います。which は、ちょっと堅いとき。that は、名詞との関係が、もう少し身近なときです。
選ばずに言えるのは、例文を、そのまま覚えたからだと思っています。単語帳などを読むときに、例文を塊で覚えて、その典型を、実際の会話でも使っていました。上の3つのような文を、塊のまま持っておく。make と do の記事で書いたのと、同じ覚え方です。
関係代名詞を消せるのは、後ろに何が来たとき?
関係代名詞は、省略できることがあります。British Council のページでは、こう説明されています。後ろに主語が続くときは、省略できる。動詞が続くときは、省略できない。
- The assistant we met was really kind.(省略している。we が主語)
- The assistant that helped us was really kind.(省略できない。helped は動詞)
ここで効いてくるのが、自動詞と他動詞です。we met の後ろには、met の相手がありません。meet は他動詞なのに、相手がいない。その相手が、前の the assistant だからです。
関係代名詞でいちばん言いたいのは、自動詞と他動詞は、めちゃくちゃ大事だということ。ペンが立つのと、ペンを立てるのは違うという話が、ここでも、そのまま効いてきます。省略できる条件の細かい話は、別の記事で書きます。
好きなのは、which で追い打ちをかける形
関係代名詞のなかで、私がよく使うのは、which で追加を言う形です。「今日テストがあったんだよね、全然できなかったけど」のような、追い打ちの表現。これは結構好きです。
英語にすると、こうなります。
I had a test today, which I totally failed.
which の前には、コンマを置きます。British Council のページでは、こういう説明を足す形では、that は使えない、とされています。
関係代名詞を使わない時期があっていい
関係代名詞を使わずに、短い文に分けて言うのは、最初の頃は、とても効果的です。むしろ、それができないと、関係代名詞をどう使うのかが、分からなくなります。
短い文で、言いたいことが言えている。そろそろレベルアップしたい。そう思ったときが、関係代名詞の使いどきです。準備は、もう万端です。
それまでに短い文で話してきた経験は、あとから英語を教えるときにも、話すネタになります。
矢印より、声に出して覚えたほうが身につく
学校で習う関係代名詞は、矢印をたくさん書くイメージがあります。それより、実際に声に出して、先行詞がバーンと来て、そのあとに弱い口調でザーッと続く。そういう感覚的な教え方のほうが、身につくと思います。
イントネーションを使って、感覚で分かる授業ができたらいいな、と思っています。
まとめ
- 関係代名詞は、名詞の後ろに説明を足す道具。日本語は前に置き、英語は後ろに足す
- who、which、that は、人には who か that、物には which か that。私は、例文を塊で覚えたので、選ばずに言える
- 省略できるのは、後ろに主語が続くとき。動詞が続くときは、省略できない
- 最初は、短い文だけで十分。物足りなくなったら、関係代名詞を使い始める
基本の文しか作れなかったあの頃の私に、いまの私が言うなら、「その道具は、ちゃんと使えるようになるよ」です。



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